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窓【断熱、気密、結露対策】その2

前回のブログで窓や建具(サッシ)のお話を致しましたが、様々なメーカーから数多くの種類の製品が発売されています。ガラスの種類だけでも2層、3層、金属が入ったものがありますし、建具(サッシ)の部分に関しても樹脂やアルミだけでなく、自然素材の「木」を使った製品もあります。(ちなみに、昔の木枠の製品とは比べものにならないほど断熱効果の高い製品に進化しています。)

とはいえ、たくさんありすぎて何を基準に選べばよいのか悩みますよね。そこで、一つの比較基準として「熱貫流率」(熱の伝わりやすさ)という指標で表示していますので、確認してみては如何でしょう。

熱はガラスを通して暖かい側から冷たい側へ伝わります。具体的には、夏なら外から室内側(家の中)へ、冬なら室内側(家の中)から外へと、熱が逃げていくわけですね。ガラスの室内側、室外側で1℃の差があった時、「ガラス1㎡を1時間のあいだに通過してくる熱量」を数値にしたものを「熱貫流率」といいます。この数値が低いほど、熱を通しにくい→断熱性が高いもの、になるのです。値が小さいほど断熱性能が高い製品といえます。

断熱性が高いということは、温度が下がりにくく結露しにくいという利点もあるので、結露を防ぐためにも、熱貫流率の低い製品を見極めることは重要ですね。

私たちコノカでは、様々なメーカーの新製品や、「熱貫流率」を含めたスペック等を常に確認し、おすすめの製品をご提案しております。ご不明な点はぜひお気軽にご相談下さい。

窓【断熱、気密、結露対策】その1